大学ラグビー部に入って頑張るメリットをOBが解説(就職・人間的成長)

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ラグビー
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今回は、高校でラクビ―部に所属していて、大学でもラグビーを続けるか、辞めるか悩んでいる人に向けて、ラグビーを続けることのメリットについてお話します。

これから、私の体験談をご紹介しますので、悩んでる方の参考になれば幸いです。

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ラグビーを続けると大学進学と就職に有利!

まず第一のメリットは、大学進学と就職が有利になります。

大学進学については、ラグビーで努力を重ねていけば、大学のスカウトマンの目にとまりオファーをもらえる可能性があります。

そうなれば、一般入試を受けることなく大学に入ることができます。これって、勉強嫌いの人にとっては、すごくいい話ですよね。

仮に大学からオファーが来なくても、各大学のセレクションは受けることができます。

セレクションとは、試合形式の実技試験のようなものです。

ここで自分の強みをアピールして、首脳陣に認めてもらえればラグビー推薦で入学できる道も開けてきます。

大学に入りたいけど、一般入試で合格する自信のない人には、ひとつの方法として考えてみても良いと思います。

更に、大学でもラグビーを続けていけば、今度は就職にも有利に働きます。

一生懸命努力すれば、ラグビーの強豪企業からオファーをもらえるかもしれません。

また、ラグビーで得た貴重な経験を面接でアピールして、一流企業に入社できる可能性もあります。

決して、一流企業に入ることだけが全てではありませんが、一流企業を希望している人はラグビーを武器にしてもいいんではないでしょうか。

私の大学進学の体験をお話しますと、実は第一希望の大学は落ちてしまいました。

その大学は、セレクションに合格しても、筆記試験の点数が一定基準に達していないと入学できない文武両道の大学でした。

私は、筆記試験の出来が悪かったのです。まあ、試験勉強してなかったので仕方ないですけどね。

それで、別の大学のセレクションを受けて合格し、入学することができました。

そして、大学でも4年間ラグビーを続けたお蔭で、一流企業に入社することができました。

ただ、私が就職できたのは運もありました。

私の試合をたまたまトップリーグ所属企業のスカウトマンが見ていてオファーをもらいました。

これもラグビーを続けてきたからこそですよね。

おそらく、普通に就職活動をして面接試験を受けたとしても合格できなかったかもしれません。

そう考えると、今とは全く違った人生を送っていたかもしれませんよね。

一方でデメリットもあります。

ラグビーで入社するとラグビーが第一優先となるので、どうしても一般入社の同期と比較して仕事量が少なくなります。

すると、引退した時には同期と大きな実力の差がついてしまうのです。

この差を挽回するのは並大抵ではありません。

私も大変苦労しました。このことは覚悟しておく必要があります。

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何があっても耐えられる「自信」が身に付く

第二のメリットは、何があっても耐えられるという自信が持てるということです。

高校、大学で厳しい練習に耐えたことで、滅多なことではへこたれない強いメンタルが身に付きます。

また、チームのライバルとのレギュラー争いを通して、負けん気の強さも鍛えられます。

私は、社会人時代に管理職試験に落ちた経験があります。

試験を受けられるチャンスは一度だけと言われていました。チャンスをもらえない人もいます。

そんな状況で落第してしまったのです。

それを機に上司の態度が一変しました。

私のアウトプットに対しては罵倒し、毎日のようにネガティブな言葉を言われ続けました。

普通の人ならうつ病になってもおかしくない状況でした。

でも、私は諦めませんでした。

この悔しさを忘れずに、上司を見返す思い一心で仕事で頑張り続けました。

その結果、3年後に異例の2度目のチャンスをもらうことができたのです。

私は、3年の間試験勉強を続けてきたので、本番は楽に試験に臨むことができて、見事に合格することができました。

この逆境に耐えられたのも、ラグビーを続けてきたお蔭だと思っています。

当時の心境は、「ラグビーの厳しさに比べたら、大したことじゃないな」という気持ちだったと記憶してます。

精神力が弱かった私をラグビーが強くしてくれました。

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ラグビーを続ける意味は人間的成長のため

以上、ラグビーを続けることのメリットを、私の体験を交えてお話させて頂きました。

私の場合は、ラグビーを続けてきて、たぶん良かったんだと思います。

大学進学や就職もできましたし、精神力も強くなり自信も持てるようになりました。

ただ、これまでのラグビー人生が、唯一の正解だとも思っていません。

もし、ラグビーを続けていなければ、どういう人生だったのだろうと考えたりもします。

でも、まったく想像がつかないのも事実です。

まだ人生は続きますが、おそらくラグビーをやらなかったとしても、最期にたどり着くところは同じような気がします。

今、ラグビーを続けるかどうか悩んでいるあなたは、人生の大きな岐路に立っているところだと思います。

 

ラグビーを続けるメリットを言っておいて、こんなことを言うのもおかしいですが、ラグビーが全てではありませんし、大学進学が絶対ではありません。

私は、ラグビーを続ける意味は、大学進学するための手段でも就職に有利だからやるのではなく、人間として成長できるスポーツだから続けるんだと思います。

人間としての成長とは、自分のポジションの仕事を全うする責任感や、味方の選手をフォローする思いやり、チームプレーに徹する協調性など、社会人として必要な要素が育てられるということです。

そして、何よりラグビーが好きだというのが大前提になければ続かないと思います。

私の人生の基盤は、ほぼラグビーによって形成されたと言っても過言ではありません。

ですので、他の生き方については語ることができませんが、この私の人生経験が、あなたの人生を選択するうえで、少しでもお役に立てれば幸いです。

それでは、ご健闘をお祈りしています。

ご感想など頂けると嬉しいです。

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